家の整理整頓 = ココロの整理整頓

2017年8月31日に退職する前の約1ヶ月半の間、私は病気休暇をいただいていました。

 

休暇に入った当初は、かなり体調が悪く、薬に助けてもらいながらの療養生活でしたが、少しずつ体調が回復し始めたときに私がしていたこと、それは家の整理整頓でした。とは言え、体力の落ちている私には一気に家中の整理整頓をすることはできないので、少しずつ進めました。

 

体調の良い日に1ヶ所、整理整頓する場所を決めて、完璧は目指さず、ちょっと綺麗にすることを目標にしました。例えば、今日はクローゼットの上段を整理する!と決めて、クローゼットの中断と下段にはその日は手を出さないようにしました。整理整頓って、やり始めると止まらなくなることありませんか?私は暴走して、あちこちに手を出して、結果、散らかった状態でギブアップすることがあったので、予め自分に「1日1ヶ所」ブレーキをかけておきました。まぁ、体力もないですし、娘も保育園に迎えに行かないといけませんし、もちろんご飯の支度もしないといけないので、体力温存の意味も含めて、少しずつ進めました。

 

家の整理整頓をしていると、不思議とパンクしていた私のココロも少しずつ整理整頓されていくようで、気持ちがスッキリしていきました。賞味期限切れのものや長い間使っていなかったものをゴミ袋にポイポイ入れて、迷わずどんどん捨てました。所謂、断捨離です。娘の出産時(3年前)の書類等も出てきて、懐かしい気持ちや整理整頓の酷さに情けない気持ちが入り混じって複雑な気分でもありました。

 

言い訳になりますが…時短勤務とはいえ、平日の日中は家に居ませんでしたし、朝晩はご飯の支度や洗濯に育児、休日は娘を何処かに遊びに連れて行き、一週間分の食材を買い出しに行くこと等を優先し、「整理整頓」という時間をしっかり確保していませんでした。

 

もちろん、休日には掃除機をかけ、平日はコロコロやクイックルワイパー等で簡単掃除をしていましたが、「ごちゃごちゃのクローゼットを片付けたいな~」「モノで溢れている収納を整理したいな~」と思いつつ月日だけが過ぎていきました。

 

病気休暇中の家の整理整頓は私にとって、とても良い気分転換になりました。家が綺麗になっていくと気持ちが良かったですし、小さな達成感も味わえ、整理整頓されていると必要なモノが直ぐに見つかるので、働いているときに必要だった家事の時短や節約にも繋がったように思います。

 

我が家の整理整頓をしながら、私には、働くママとして働くベースも整っていなかったのだとも思いました。家の整理整頓がココロの整理整頓にもなったようです。